副業としての保険営業
保険営業は副業で行うことも可能で、代理店では他の事業と兼業している事例も多数見られます。
副業として保険営業する際の働き方選びに役立つ情報をまとめました。
保険営業で副業する方法
保険営業の副業は主に自ら代理店資格を取る方法と、保険代理店の非常勤か保険外交員として働く方法があります。
個人が副業起業する場合はアフラックをはじめ、副業・兼業に積極的な外資系保険の代理店になるケースが多く、初期費用や代理店維持のノルマが少ない所が人気です。
保険代理店の副業は、複数の保険会社の代理店資格を持つ総合保険ショップが募集しているケースが多く、副業でも多くの保険商品を扱うことができます。
報酬はどっちが有利
契約を獲得した際の報酬(歩合給)は全般的に直接代理店資格を得た方が有利です。
ただし、保険代理店は契約実績に応じて報酬比率が変わるため、個人が副業で独立開業した場合は原則として最低レートが適用されることになります。
また、代理店になるハードルは低くても、一定期間の新規契約がないと代理店資格を剥奪されるケースもあるので注意してください。
保険ショップなど代理店の保険外交員や非常勤スタッフとして勤務する場合、勤務先が一定の手数料を取ることになりますが、大手代理店は代理店ランクが高いため報酬レートが優遇されています。
差し引きしても自分が代理店になるより悪い条件になりますが、極端に悪い条件になるとは限りません。
いずれにしても副業で保険営業をする際は、働き方を適切に選ぶことが大切です。
報酬だけではなく月に1件も契約を取れなかった場合の対応なども確認した上で比較検討しましょう。
副業は人脈を活かすしかない？
フルタイムで保険会社や保険ショップに就職した場合、長年出入りしてきた企業の訪問営業を任されることや、来店・ネット等の反響営業から見込み客を獲得することができます。
副業は基本的に完全歩合制の給料形態で、副業など非常勤のスタッフに一見客をまわすことはありません。
友人知人や親族とそれぞれの紹介など、人脈を活かして見込み客を獲得する自信がない場合は、保険営業の副業をすることは難しいです。
本業の収入に少しでもプラスになれば良いと考えている方よりも、まずは副業から始めて将来的には保険営業を本業にしたいと思っている方が多いです。
会社経営者や個人事業主など、既存の業務を通じてお客に提案できる環境の場合は、あくまでもサブビジネスとして継続的に副業を続けるケースも多数あります。
パートの求人も稀にある
保険ショップでは、稀に副業OKのパート勤務で保険営業マンの求人を出しているケースがあります。
時給や日給で給料が保証されて、自分の友人･知人等へ営業する必要がない完全反響営業の求人もありますよ。
時給は地域の最低賃金で成績に応じた僅かな歩合給を用意した給与形態が中心。
全国的に見て副業OKのパート求人は非常に少ないです。
給料の保証された形で保険営業の副業をしたい場合は、念のため近隣の求人情報をチェックしてみてください。
求人が見つからなかった場合は、諦めて他の方法を探すことをおすすめします。